2018.11.05
まさに、職人気分♪
こんにちは!!
近頃は朝・夕だけでなく日中も寒くなり、いよいよ冬が近づいたんだなぁと実感しますね…!
さて今日は、
“素材コース”で結婚指輪を手作りされた愛知県名古屋市 Kさん・Fさんをご紹介
~”素材で作るコース” とは?~
文字通り、素材のプラチナや18Kでできた棒を『曲げて・溶接して・磨く』
という手作りコースになります。
そして、この素材でつくるコースの魅力は、
・自分たちの指輪が完成してゆく様子を間近に感じられる!!
・制作した指輪を、当日にそのまま持ち帰れる!!(※一部オプションによっては例外あり。)
ということ!!
それではさっそく指輪作り開始です!
まずは切り出されたプラチナの棒を曲げて、左右の切り口を
ヤットコという道具を使いピッタリ合わせます。
一見簡単そうに思えるかもしれませんが、これが結構大変なんです!!
切り口がピッタリと合ったら、その部分を“ロウ付け”(※溶接の一種)
してゆきます!!
ここは皆さまテンションが上がるポイントです!!(笑)
『 ゴオオオオオオオォォォーーーーー!! 』
という音を立てるバーナーを手に、置いた指輪の切り口めがけて高温の炎を当てます!!
指輪全体に均一に熱を持たせたら、最後に指輪の切り口に炎を集中的に当てます。
するとロウが溶け、切り口がピッタリとくっつきます。
ロウ付けが終わったら、指輪を真円にする作業!!
この段階では金棒に指輪を通し、ハンマーで叩いて指のサイズまで綺麗な円にしあげます!!
これが結構な重労働…!!
お二人も
『指輪が目標のサイズまで全然いかないー!(笑)』
『なかなか真円出せないw』
と笑いながら
“カンカン…カンカン…”と一所懸命に指輪と格闘します(笑)
ここの作業で彼女が、
『指輪つくりって大変ですね..www』
と一言(笑)
普段知ることのない様々な作業を体験すると
「こんなに大変なことだったんだー!?」
と知れる機会が増えますよね♪
さて指輪のサイズと真円を出せたら『内甲(※リング内側の角)』をヤスリで作ります
ここからはいよいよワクワクの“指輪磨き”に突入です!!
リューターと呼ばれる先端が回転する道具で指輪を磨き上げてゆきます!!
最初は目が粗い先端からスタート!!
徐々に目の細かいヤスリに変えてゆき、”磨き棒”を使って
傷を少しならし…
最後に“フェルト”と“バフ”というふわふわの素材に交換し、指輪にツヤを出します!!
そして沢山苦労した指輪は無事に出来上がり!!
しかしこの制作して頂いた当日は、
まだ外のダイヤモンドなどの石留めはできませんでしたので
その後2週間お預かりさせていただき、指輪に石が入り…
これで本当の完成です!!
お疲れさまでした!!
来年、指輪と共によいお式を挙げてくださいね!!